■夏油温泉とは
夏油温泉というとイコール(=)「元湯夏油」のように紹介されることが多いが、宿泊施設は他にもいくつかある。またバスを待つ間に温泉に入れる立ち寄り施設もあるのだが、このへんの情報は行くまでさっぱりわからなかった。ということで結局泊まったのは「元湯夏油」。泉質はナトリウムカルシウム硫酸塩・塩化物泉だが内湯2つを含め計7つの湯はそれぞれ少しずつ泉質、効能が異なる。 |
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■元湯夏油
滝の湯以外混浴(大湯は女性専用時間帯あり)でバスタオル使用は禁止なので女性は勇気がいるかもしれない。妻と二人で真湯に挑戦したが、刺さるような視線を浴びてそこは5分くらいで出てしまった。底がヌルヌルとしててちょっと気持ち悪い。その後、私は川の向こう側にある女の湯に入った。こちらはちょっとぬるめ。質素な夕食後、滝の湯と疝気の湯へ。大湯は熱いらしいが、滝の湯で出会った老人の話によれば夏油へ来て大湯に入らなくては意味がないらしい。滝の湯は硫黄の臭いが強いが透明で気持ちよい。寝る前に内湯の白猿の湯と小天狗の湯に入って、大湯は翌日入ることにした。
大湯
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神経痛、リュウマチ、皮膚病、外傷 |
滝の湯
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皮膚病、外傷 |
疝気の湯
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婦人病、痔 |
真湯
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胃腸、ぜんそく、結核、虚弱児童 |
女の湯
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眼疾患 |
白猿の湯
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神経痛、痛風、高血圧、外傷 |
小天狗の湯
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神経痛、リュウマチ、高血圧 |
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■夏油温泉観光ホテル
翌朝、誰もいない大湯へ入ろうと思ったら確かに熱い。なかなか中に入れなかったが、ここで最後なのでがんばって入った。熱い湯で目を覚まし、午前10:00にチェックアウトを済ませたがバスがない。今回は車移動ではないのでこのへんが辛いところだ。雨も降り出してきたのでどうしよう。と、そこには「新太郎の湯」の看板が見えた。どうやら夏油温泉観光ホテルの施設らしい。ここも混浴だが、一つの場所に4つの湯船がありそれぞれが違う温泉なので効率がいい。木造の建物には独特の雰囲気があり落ち着ける。平日だったこともあり、人も少なくてゆっくり入れた。ホテルの中でうどんを食べたがまだバスは来ない。 |