(静岡県)
東京から西伊豆に日帰り旅行というと、考えただけでも疲れるのに何を思ったか夜中に行きたくなって、本当に行ってしまったので特集記事にしました。
■松崎温泉郷とは
西伊豆でまず思い浮かべるのは堂ヶ島温泉ですが、そのちょっと先にも温泉が点在していてその辺を松崎温泉郷という名前がついています。松崎温泉郷は大沢温泉、松崎温泉、岩地温泉、石部温泉、雲見温泉の5つの温泉からなっています。「花とロマンの里」というキャッチフレーズ通り、サクラ、レンゲ、アジサイ、スイセンなど四季を通じて花を楽しめるようです。私が出かけたのはちょうど桜満開の時期だったので、延々と続く桜並木と薄ピンクと緑に色分けされた山に感動してしまいました。この地域のパンフレットがたくさんあり、観光地化への意気込みを感じることができます。
大沢温泉
含重曹芒硝石膏泉
55度
松崎温泉
含石膏茫硝泉
59度
岩地温泉
含塩化土類食塩泉
50度
石部温泉
含塩化土類食塩泉
50度
雲見温泉
含塩化土類食塩泉
50度
大沢温泉以外はすべて海水浴場の近くにあるため夏は海水浴客で賑わう。残念ながら今回は岩地、石部、雲見温泉に行くことができなかった、次回は泊まりがけで挑戦したい。
■桜並木と源泉
さくら並木
松崎温泉源泉地
松崎温泉野天風呂(?)
松崎温泉郷に行くには国道136号は進んでいきます。136号を折れて道の駅「花の三聖苑」かじかの湯に行く途中はさくら並木で、あまりきれいだったので車を止めて桜を見物することにしました。..と振り返った瞬間そこには“松崎温泉 自噴1350リットル/分 75度C”と書かれた塔が立っていました。そんなところに足を踏み入れるのは他にはいませんでしたが、近づいてみると塔の裏になんと浴槽らしきものを発見しました。一応着替えの荷物を置くようなスペースもあります。しかし、その向こうは桜見物の人たちがたくさんいます。迷いましたが結局手を入れてその感触を楽しむだけにしました。入っていいとも書いてないし、浴槽の底はよごれているので結構勇気が必要です。
■立ち寄り湯
「かじかの湯」(大沢温泉)
大人500円 子供300円
9:00〜20:00
内湯(男女各1)露天(男女各1)
休憩室 18畳
泉質:低張性・弱アルカリ・高温泉
行った時はちょうど祭だったので無料で入浴できた。浴槽はそれほど大きくはないが、湯が柔らかく肌がつるつるになる。道の駅「花の三聖苑」の敷地内にあるのでドライブの途中に寄るのがよい。隣に天城山房という食事処がある。
「サンセットヒル松崎」(松崎温泉)
大人1000円 子供500円
6:00〜22:30
内湯、うたせ湯、寝湯 露天(男女各1)
休憩室 18畳
泉質:カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
宿泊も可能な町営施設。建物は地味だが浴槽が内湯も露天も大きい。時間制限がないので海を見ながらゆっくりできる。
●沢田公園露天風呂
ここは松崎温泉郷の手前、堂ヶ島温泉に位置する断崖絶壁の上にある立ち寄り湯ですが
、
朝風呂が狙い目の場所です。なんと言ってもその眺望の良さと、浴槽と着替え場所以外何もないシンプルな感じがたまりません。男女別なので女性でも安心して入れます。私にとってはひさびさのヒットという感じでした。かすかに硫黄臭のする湯でした。
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